「私が就任してから得点者が何人いるかっていうのを数えたんですけど、22人くらいですかね。
これも結構な人数が得点を取っていると。おそらく、守備陣も攻撃陣も得点を取っているというメンバー構成になってましたね。
ブラジルという国でも、例えば昔はFWは攻撃だけで良かったという考えでしたね。私の世代のブラジルという国も、攻撃しか考えなかった選手が多い。ただ、根本的に彼らは変えてきました。
ネイマールでさえ、ジェズスでさえ、他の攻撃陣でさえ、本当に守備に戻ってきてプレッシャーをかけにいきますからね。
それが現代フットボールということですね。特に日本はそれをやらないといけない。
特に中盤でボールを奪うというところを伸ばしていかないといけないですよね。だから、まだ何人かの選手にも高い要求をしています。
出来るだけ良いソリューションがあるように私も探していきます。誰が本大会に行くのか、今のところ私でさえ分からない。出来るだけ多くの人数をトライしていきたいですね。
そして一番パフォーマンスの高い選手を最後に選びたい。長澤、森岡がこの合宿でどういう動きをしてくれるか本当に楽しみですね」
※その3へ続く