『Tuttomercatoweb』は3日、「ルイジ・カーニ氏は、ナポリのマウリツィオ・サッリ監督を批判した」と報じた。
今季セリエAで首位をひた走っているナポリ。ユヴェントスよりも劣ったチーム力を最大限に生かしたプレー、流れるような組織が多くの賞賛を集めている。
そのチームを作り上げたマウリツィオ・サッリ監督もかなり評価を高めており、多くのクラブが引き抜きを狙っているとも。
しかしながら、これまで多くのクラブを率いてきたベテラン監督のルイジ・カーニ氏は、マンチェスター・シティに2-4で敗れたサッリ監督の態度に苦言を呈したとのこと。
ルイジ・カーニ
「ナポリのような偉大なチームを率いる監督は、そんなことに集中することは出来ないはずだ。
シーズンで要求されるものに取り組むため、チームを準備しなければならない。それがビッグクラブで要求されるものだ。
全ては受け入れなければならない。クラブの全てがTVに映っており、不満の表明は必要ない。理解できない。
サッリがトップクラブのコーチならば、それを改善すべきだ。古いものに不満を述べる代わりに、ルールを尊重せよ。負けた時、彼は常に言い訳ばかりしている」
マウリツィオ・サッリ監督は、先日シティ戦で敗れたあと、ファウジ・グラムが怪我をしてしまったことでペースを失ってしまったと吐露。
またセットプレーでの弱さを認めるとともに、その改善を必要としていることも語っていた。
勝ったシティのグアルディオラ監督も、最初の20分は「完全にやられた。面白いサッカーだ」と語っており、サッリのサッカーを賞賛していたのだが…。