今夏、メキシコという未知の舞台で新たな挑戦に踏み出した本田圭佑。
ここ数年、ミランでの低調が代表でのパフォーマンス低下に影響していたが、メキシコでは早くも公式戦6得点を記録しており、先日は50mドリブルから左足での超ゴールを決めた。
そして、口調もかつての本田らしさが戻ってきているようだ。
これは10日のツイート。
ルーティンなんてクソ喰らえ。って自分に言い聞かせながら考えて行動してる。
ルーティンは生産性も高くて心地も良いけど考える力が身に付かないから。
— KeisukeHonda(本田圭佑) (@kskgroup2017) 2017年11月10日
「ルーティンなんてクソ喰らえ。って自分に言い聞かせながら考えて行動してる。
ルーティンは生産性も高くて心地も良いけど考える力が身に付かないから。」
近年、何かと耳にするようになった「ルーティン」(ルーティーン)という言葉。日本語に訳すと規則的な慣習、あるいは日課などのことを指す。
継続的に何かをやることの大切さを伝える意味で肯定的に使用されているが、常に新しいことにチャレンジしてきた本田は、「考える力が身に付かなくなる」ことを理由に「クソ喰らえ」と警鐘を鳴らしたのだ。
皮肉なことに、ハリルホジッチ監督は代表選出の「ルーティン」を破棄し、本田は欧州遠征のメンバーから外れた。しかし何度も逆境を乗り越えてきたのが本田という人間だ。彼がここからどんな「新しい本田」を見せてくれるのか楽しみである。