先日、ラニエリ監督が率いるナントはPSGと対戦。序盤こそ良い守備を見せたものの、その後失点を重ねて1-4で敗れた。
その試合に対し、元フランス代表監督であるレイモン・ドメネク氏は自身のツイッターで「メルセデスのバスを2台停める戦略は、シトロエン2CV(小型車)より悪かった」と投稿。
それに対し、なんとナントの公式ツイッターが「あなたがバスについて話すのに最適な立場にあるのかわからない」と反撃するなど、論戦に発展していた。
『Le Figaro』などメディアによれば、ドメネク氏とはあまり仲が良くないことで知られるラニエリ氏は記者会見で以下のように話し、「彼がサッカーの話をしても聞かない」と語ったとのこと。
クラウディオ・ラニエリ
「バスについて話したいのならば、私が最もよく知っているバスはレイモン・ドメネクだね!
彼がやったバスはとても重要なものだった。しかし、とても深刻なことは、彼が我々のコーチについてジョークを言ったことだ。信じられないな。元フランス代表監督がそのようなことを言うとは。
ドメネクが劇場について話しているなら、私は聞くけどね。サッカーについて話したら?ない!ないね!
批判というのは、指導者にとっては良いものなんだ。それは改善の助けになる。ただ、誰が批判しているのかという点によって異なる。
君達メディアがバスを停めることについて尋ねるなら、私は笑って『2台停めたいよ!』と言っただろう。
ジャーナリストが『あの記者は良くない』と言っているのを見たことがない。多分、君たちも公然には言わないだろう。決してね。
しかしドメネク、ドメネクね…。信じられないな」