全306試合が終了になったJ1。

川崎フロンターレの劇的な優勝で幕を閉じたが、残留争いも熾烈な展開となった。

最後の一枠をめぐって争ったのは清水エスパルスとヴァンフォーレ甲府。甲府は後半アディショナルタイムの決勝点で1-0と勝利するも、他会場で清水が1-3と勝利した。

これにより清水がJ1残留を決め、甲府は6シーズンぶりの降格となった。

今季J2に降格したのは大宮アルディージャ、アルビレックス新潟、ヴァンフォーレ甲府の3チーム。

つまり、今季J1に上がってきた北海道コンサドーレ札幌、清水エスパルス、セレッソ大阪のいわゆる「昇格組」は全て残留に成功したことになる。

昇格チームにとって次のシーズンにJ1で残留することは容易ではなく、一つの目標になっていた。例年であれば必ず1チームが降格していたのだが、今季は昇格組がいずれも残留に成功。

これは、入れ替えチーム数が最大「3」となった2005年以降、初めてのことである。

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