ベルギー1部のワースラント=ベフェレンは、スタンダール・リエージュ戦に3-1での逆転勝利を収めた。
ここまで7位と健闘しているベフェレン。一方、相手のスタンダールは近年低迷しているとはいえ、国内屈指の名門だ。
その相手からの勝利について、ベフェレンのフィリップ・クレマン監督は手応えを口にしていた。『voetbalkrant』が伝えている。
フィリップ・クレマン(ワースラント=ベフェレン監督)
「我々にとって証明になった試合だ。
この数か月、トップチーム相手にいいフットボールをしていたけれど、勝つことはできないのかもと感じていたからね。
そういったわけで、我々にとっては非常に重要な試合だったんだよ。
私にとって、スタンダールはこのリーグにおける3強のひとつだ。(この勝利は)素晴らしいブーストになる。
チームはシーズン当初からすでにハードワークをしてきた。
先週、多くの人が『ワースラント=ベフェレンとモリオカは“カゲロウ”だ』と言うのを聞いた。いま我々はそれは間違いだったと証明したよ」
カゲロウは昆虫の一種。成虫になってからの寿命がとても短いことで知られている。
つまり、森岡の活躍とベフェレンの躍進は“一発屋”的な短命に終わるだろうと周囲から揶揄されていたが、スタンダール戦の逆転勝利でそれは誤りだったと証明されたということのようだ。