『Fox』は12日、「前マンチェスター・ユナイテッド監督のルイス・ファン・ハール氏は、ジョゼ・モウリーニョ氏のサッカーを批判した」と報じた。
2014年にマンチェスター・ユナイテッドの監督に就任し、2シーズン指揮を執ったファン・ハール氏。
昨年夏にはFAカップを優勝するという結果を残したが、その後すぐに解任され、ジョゼ・モウリーニョに置き換えられている。
ファン・ハール氏はユナイテッド時代について以下のように話し、モウリーニョのほうがよほど守備的なのに批判されていないと指摘した。
ルイス・ファン・ハール
「もし、『あなたはマンチェスター・ユナイテッドでどれだけやったか』と聞かれれば、人生最高の年だったと答えるだろう。私が働いていた状況を考えればね。
我々は本当に良いサッカーをプレーしていた。しかし、それはイングランドでは感謝されるようなものではなかったということだ。
そしてまた、今のマンチェスター・ユナイテッドを見てみるがよい。
私は結論付けなければならない。ジョゼ・モウリーニョは批判されていないが、遥かに退屈なサッカーをしている。
今のユナイテッドが作っているものは、守備的なサッカーだ。私は常に攻撃的なサッカーをしてきた。
それを証明するのは、相手が常にゴール前にバスを停めてきたことだ。
今はそうではない。なぜなら、ジョゼ・モウリーニョのプレーがとても守備的であるからだ」