『Sky Sports』は17日、「WBA監督のアラン・パーデュー氏は、ジョゼ・モウリーニョ監督は守備的な男ではないと話した」と報じた。
2016年夏にマンチェスター・ユナイテッドの指揮官となったモウリーニョ氏。初年度はプレミアリーグ優勝には手が届かなかったものの、FAカップとコミュニティ・シールドを制覇している。
しかし、先日は前任者でもあったルイス・ファン・ハールから「彼は守備的なのに批判を受けていない」と指摘されて話題になった。
ところが、WBAの監督を務めているアラン・パーデュー氏から見れば、モウリーニョは守備的な指導者ではないという。
アラン・パーデュー
「ジョゼ・モウリーニョと私は、華やかなサッカーをして4-0で試合に勝つことを愛している。
ただ、それをすることはできない。時に、勝利のための道を見つけなければならないことがある。
その点が、彼が誰よりも優れている部分だ。ジョゼップ・グアルディオラ以上にね。彼のほうがトロフィーを獲得してきた。
コミュニティ・シールドは、プレミアリーグかFAカップを勝たなければ取れないタイトルだ。それをトロフィーと認めない人がいるのは理解できないね。
モウリーニョの目標は勝利をすることだ。単純なことだよ。
監督としてはもちろん、特にマンチェスター・ユナイテッドを率いていれば、批判を受けるものだ。アレックス・ファーガソンでもそうだった。ファンの唸りを聞く時があった。
モウリーニョがその強さを発揮する時が、十分に大きなタイトルを獲得する時が来るだろう。彼がそこに向かっていることは間違いない」