『ANSA』は17日、「ペスカーラのダニエレ・セバスティアーニ会長は、ズデネク・ゼーマン監督に宣言した」と報じた。
昨季途中にペスカーラの監督に復帰したゼーマン氏。1年でのセリエA復帰を目指して戦うも、序盤から成績は低迷していた。
先週末はノヴァーラ戦に1-0と勝利を収め、12位とプレーオフ進出圏内まであと4ポイントというポジションまで戻してきたが…。
ゼーマン監督は試合後のインタビューで以下のように話し、会長との間に問題があることを示唆した。
ズデネク・ゼーマン
「夕食の時は、セバスティアーニ会長とはうまくやっている。しかし、我々はサッカーの観点において違った見解を持っている」
ゼーマン監督は今シーズン開始直後にもチームを離れる意向があったとも。それを受けてセバスティアーニ会長は以下のように答え、もしそうだったらすでに解任していると語ったという。
ダニエレ・セバスティアーニ
「夏にゼーマンが辞任を求めた?私もフロントも受け取っていない。それをした人物は、誰であれ仕事を続けることは許されないだろう。私の性格上、そういうことだ。
彼がチームに残りたくないのなら、私にそれを言える。それは間違いないことだ。彼の記者会見はまるでジョークのようだった。
解任の可能性?私は彼と話さなければならない。そして、アスコリとの次の試合で彼がまだベンチに座っているかどうかはわからない」