『La Repubblica』は25日、「ACミランへの投資に関心を抱いているグループに、ジョルジュ・メンデス代理人が深く関与している」と報じた。
今年4月に中国人実業家のリー・ヨンホン氏がオーナーとなったミラン。夏には2億ユーロ(およそ267.3億円)以上の投資を行ったものの、成績は伸びていない。
またアメリカのヘッジファンドであるエリオット・マネージメントから借りた3億ユーロ(およそ401億円)以上の債務は来年10月までの返済が義務。
滞った場合はエリオット・マネージメントにクラブが譲渡されるため、ミラン側は債務の借り換えを試みているという。
しかしそれも難しくなっており、現在は他のグループから投資を受ける、あるいはエリオットに保有権が移った後に売却される可能性が示唆されている。
そして、ミランに関心を持っているグループに深く関与しているのがジョルジュ・メンデス代理人だという。
彼はもともと中国との関係は深く、同国の大企業Fosun Internationalの株主でもある。
もしミランがエリオット・マネージメントに譲渡された場合、ジョルジュ・メンデスが関与するグループが経営を引き継ぐ可能性があるとのことだ。
ただ、もちろんミランが今後UEFAとの間でファイナンシャル・フェアプレーに関する協定を結べる可能性はあり、債務の借り換えが成功するかもしれない。
来年の秋までにミランの経営に何が起こるのか?サッカー界全体が注目しているはずだ。
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