『The SUN』は26日、「エマニュエル・エブエは、ガラタサライからユース年代の指導者としてのオファーを受けた」と報じた。
先日のインタビューで経済的に困窮していることを明かしたエマニュエル・エブエ。
アーセナルやガラタサライでプレーしていた頃は年間数百万ユーロを受け取っていたものの、その後離婚をきっかけに転落。
資産の全ては妻のものとなり、3人の子供の親権も喪失。祖父や兄弟も死亡し、一時は自殺まで考えたという。
現在は病気でプレーすることは出来ず、家もすでに譲渡命令が裁判所から出ている状況。家財道具もほとんどない環境で生活をしているとも。
そして、それを聞いて情熱的な反応を見せたのは、かつてガラタサライでエブエを指導したファティー・テリム監督だった。
彼はCNNのインタビューに対して「エブエに関するニュースをドレッシングルームで聞いた。友人を助けるためになんでもする」と語ったという。
記事によれば、ガラタサライはテリム監督の提案によってU-14カテゴリのコーチとしてのオファーをエブエに送ったとのことだ。
テリム氏は先日イゴール・トゥドール前監督の解任によってガラタサライに復帰したばかりだった。
この話を聞いたエブエは以下のように話し、テリム監督に誘われたらなんでもやると宣言したとのことだ。
エマニュエル・エブエ
「ファティーがガラタサライでの仕事を与えてくれるなら、僕はとても幸せだ。
ファティー・テリムは父のような存在だ。彼のことは愛している。彼のためならなんでもできる」