11月に閉幕したアルスヴェンスカン(スウェーデン1部リーグ)を、通算23回目の優勝で終えたマルメ。過去5シーズンでの優勝は4回と、近年とくにその強さが際立つ。
優勝決定後に行われたホームでのリーグ最終戦では、試合後に行われた優勝セレモニーに古巣を祝うズラタン・イブラヒモヴィッチが登場し、ちょっとした話題になった。
マルメは近年のキットサプライヤーに関しては、ほぼ一貫してPumaと契約している。1986年以降は、Nikeと契約した4年間以外は全てPumaのユニフォームを着用。頻繁にサプライヤーが変わる現代において、マルメは稀有な存在といえる。
Malmö FF 2017 Puma Home
1930年代以降のホームユニフォームはスカイブルーが基本カラー。中央にはエンブレムの凹凸柄が入ったシャドーストライプを施している。胸スポンサーは昨季から継続のフォルクスワーゲン。
背面の首元にあるのは、マルメの街が属するスコーネ県の旗。ネームナンバーはホワイトを基調とし、シルバーで縁取りをしている。
かつては城塞都市だったマルメらしく、エンブレムはマルメ城や城塞を模したスタイル。このデザインは1930年代から使われている。
エンブレム上の星はスウェーデン・チャンピオンの証で、優勝10回で星が1個付く。回数はアルスヴェンスカンのみならず、かつて実施されていた優勝決定プレーオフでの優勝もカウントするが、マルメはプレーオフで3度敗れているため、2016シーズン終了時点では「19」が公式の優勝回数(=星1個)だった。
パンツはホワイトを基調とし、スカイブルーの番号をプリント。ソックスはシャツと同じスカイブルーを基調としている。9番はかつてアヤックスやブレーメンで活躍したマルクス・ローゼンベリ。