『AS』は3日、「ビジャレアルのハビエル・カジェハ監督は、FWセドリック・バカンビュが中国に移籍することを認めた」と報じた。
セドリック・バカンビュは1991年生まれの26歳。名門ソショーの下部組織で育成されたアタッカーで、フランスの年代別代表では常にエースとして活躍した選手である。
フランスリーグではやや燻ったものの、2014年にトルコのブルサスポルへ移籍し、得点力が開花。
2015年にはビジャレアルに引き抜かれ、スペインリーグでブレイク。今季は15試合9ゴールと大爆発し、注目を集めていた。
彼は今冬のマーケットで中国に移籍するという噂が流れていたが、今回ビジャレアルの監督が直々にそれを認めたとのこと。
ハビエル・カジェハ
「セドリックとの契約は終了する。数時間以内に発表される予定だ。
我々は売却したくはなかったが、彼の契約には解除条件が存在した。我々はそれを止めるだけの力はなかった。
今、我々はマーケットにおいて代替案を考えなければならない」
メディアによれば、バカンビュの移籍先は北京国安で、移籍金はなんと4000万ユーロ(およそ53.6億円)に達するとのこと。
昨年中国では外国人選手の移籍金に100%の税金をかけることが発表されたが、それでも投資の勢いは止まらないようだ。