『Calciomercato』は8日、「ローマのFWパトリク・シックは、心臓のテストに合格した」と報じた。
昨年夏のマーケットで大きな話題になったチェコ代表FWパトリク・シックの動き。
当初はユヴェントスへの加入が有力視され、公式サイトでメディカルチェックの模様が伝えられるまでに至っていた。
ところが、交渉はそこで中断され、契約には至らず。その理由は「心臓に問題が発覚したため」と伝えられた。
しかしながら、シック側は心臓疾患を持っていることを否定。夏の間の過労が原因であると主張し、ユヴェントスを批判した。
その後シックはローマへの移籍を選択。形式としてはローンであったが、買い取り義務が付随していた。
その額はボーナスが全て含まれた場合4200万ユーロという額で、ローマの歴史上最高額の取引になっている。
多くのトラブルを抱えたままでの移籍であったが、今回ようやくシックが抱えている問題がクリアになったようだ。
今回彼は心臓のテストを受けて合格。そこに何らかの異常は発見されなかったという。
シックはローマ加入以来公式戦9試合に出場したが、まだ1ゴールしか決めておらず、期待を裏切っている。
しかし、今回全ての問題を払拭したことで、後半戦の活躍は期待できるはずだ。