オーストラリア代表は、ベルト・ファン・マルワイクを新監督に迎えたと発表した。

ファン・マルワイクは1952年5月19日生まれの65歳。

フェイエノールト時代には小野伸二を指導しUEFAカップを制したことで知られ、その後はオランダ代表の監督に就任し、2010年のワールドカップではチームを決勝に導いた。

2015年からはサウジアラビア代表の監督に就任し、2018年ワールドカップに向けたアジア3次予選のグループBで2位に入る。

チームを3大会ぶりの本戦出場に導き、同予選の最終節ではホームで日本を下したが、予選終了後に監督の座を退いていた。

一方、オーストラリア代表はアジア3次予選のグループBでファン・マルワイク率いるサウジアラビアを下回り、3位でフィニッシュ。

シリアとの4次予選、ホンジュラスとの大陸間プレーオフにそれぞれ勝利しなんとかワールドカップ出場を決めたものの、アンジュ・ポステコグルーの辞任によって監督の座が空位となっていた。

オーストラリアの選手やチームの戦い方について「よく知っている」と話したファン・マルワイク。ロシア大会までの限られた時間の中で、しっかりとチームを作り上げることができるだろうか?

なお、ファン・マルワイクとの契約期間は不明。オーストラリア代表によれば、大会終了後の監督人事については今後改めて発表されるという。

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