『BBC』は7日、「チェルシー戦で挑発的なジェスチャーをしたワトフォードFWトロイ・ディーニーは、訓告のみの処分となった」と報じた。
先日行われたチェルシーとの試合で4-1と大勝したワトフォード。しかしその中で事件があった。
前半でペナルティキックを決めてリードを奪ったディーニーは、ゴール裏のチェルシーファンに向けて中指を立てた。
これに対してはマイク・ディーン主審からのお咎めはなく、イエローカードも出されていない。
試合後にこの行為をビデオで判定することになったイングランドサッカー協会(FA)も、処分は訓告だけに留めることになったとのこと。
FA
「ワトフォードのトロイ・ディーニーは、月曜日のチェルシー戦で行ったゴールセレブレーションについて、何らかの公式の処罰を受けることはないだろう。
ビデオ判定は3名のマッチオフィシャルによって行われ、それぞれレッドカードに値するかどうかを決定する。
全会一致ではなかったことから、処分は行われない。しかし、FAは選手に対して将来の行動に注意するよう手紙を送る」
なお、ディーニーはあの行為の理由について「移籍の噂に対しての反応であった」と話しているとのこと。
今季はトッテナムのデル・アリが中指を立てた行為で1試合の出場停止を受けていたため重い処分も予測されていたが、それに反する結果になった。