20日(火)に行われたUEFAチャンピオンズリーグのRound of 16。
ロンドンではチェルシー対バルセロナの大一番が行われた。
2000年代の中頃以降、CLにおいて激戦を繰り広げてきた両チーム。いわゆる黄金カードの一つであり、CLでの対戦は実に6シーズンぶりとなる。
チェルシーはセンターフォワードにエデン・アザールを起用し、アルバロ・モラタとオリヴィエ・ジルーをベンチに温存。一方のバルセロナは左ウイングにアンドレス・イニエスタを配置した。
試合はバルセロナがボールを保持しつつもなかなかアタッキングサードに進入することができず、チェルシーがカウンターからチャンスを狙うという展開に。
決定機の数自体はチェルシーの方が多く、ウィリアンのシュートが前半だけでポストを二度叩くというシーンもあった。
なかなかチャンスを活かせなかったチェルシーだが、試合を動かしたのは62分。
左サイドでボールを持っていたエデン・アザールが中央へと展開すると、ここに待っていたのはやはりウィリアン!
一瞬の加速でセルヒオ・ブスケツを剥がすと、強烈なシュートをニアサイドに叩き込みチェルシーが先制に成功した。
しかし、チェルシーはこのリードを守りきることができなかった。
75分、アンドレアス・クリステンセンが自陣ゴール近くでパスを誤ると、これをイニエスタが拾って最後はメッシ!これまでメッシはチェルシー相手にゴールを奪ったことがなかったが、9試合目の出場でついに初得点となった。
試合はこのまま1-1で終了。チェルシーにとっては悔いの残る結果であり、バルセロナとして大きなアウェイゴールを奪って2ndレグに折り返すこととなった。