Jリーグの中でも数少ないサッカー専用スタジアムの一つ、三協フロンテア柏スタジアム(日立柏サッカー場)。

キャパシティは1万5000ほどとコンパクトだが、観客席とピッチの距離が近く、その臨場感は独特のものがある。

特に「柏熱地帯(はくねつちたい)」と呼ばれるゴール裏は熱量が高く、毎試合のようにコアなサポーターたちが足を運ぶ。

しかし、そんな日立台のゴール裏が見慣れぬ格好になっていた。

20日(火)に行われたAFCチャンピオンズリーグのグループステージ第2節、天津権健戦でのゴール裏の様子を見てみると…

柏熱地帯の1階は封鎖され、サポーターが掲示した黄色い幕やメッセージボード、フラッグなどで覆われていたのだ。


こちらは1月30(水)に行われたプレーオフ、ムアントン・ユナイテッド戦での一枚。

やはり1階が使用されていないが、その違和感は、普段Jリーグを見慣れた人なら間違いなく気付くほどである。

では、なぜ日立台のゴール裏1階は閉鎖されたのだろうか?