『AFP』など各メディアは、「マルセロ・ビエルサ氏は、リールに敗訴した」と報じた。
昨年12月にリールの監督を解任されたビエルサ氏。
11月にかつてのコーチであるルイス・マリアボニーニが重病に冒されたことで無断帰国し、「重大な職務違反があった」として謹慎処分に。
クラブの成績が低迷していたこともあって、その後彼との契約は解除されることになった。
その後、ビエルサ氏はクラブを相手取って1290万ユーロ(およそ16.8億円)の損害賠償、給与500万ユーロ(およそ6.5億円)の支払いを求めて裁判を起こしていた。
しかし、商業裁判所はこの訴えを却下し、「ビエルサ氏がリールに対して不当な圧力をかけ、訴訟権を乱用した」として30万ユーロ(およそ3900万円)の賠償金支払いを命じたとのことだ。
なお、3月13日には労働裁判所での審理が行われる予定となっており、ビエルサ氏側の弁護士はこの判断を不当として訴えるという。
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