フランス・リーグアンのリールは22日、マルセロ・ビエルサ監督を一時的に職務停止にすることを発表した。
これについては正式に詳細な説明はされていないものの、メディアでは「クラブの許可無くチリに帰国したため」であると伝えられている。
理由はビエルサ氏のアシスタントを長く務めたルイス・ボニーニ氏が癌のために危篤状態に陥ったためであったとのこと。
ルイス・ボニーニ氏はその後23日に多臓器不全のため死去している。
報道によれば、おそらくリールはこのままマルセロ・ビエルサ監督を解任する手続きを進めるだろうと予測されている。
今年、新たなオーナーであるジェラール・ロペス氏の下で6000万ユーロ(およそ78.6億円)を補強費に投じたリール。しかし今季開幕から13試合で3勝3分け7敗と不振に喘いでおり、降格圏の19位に沈んでいる。
ビエルサ監督の記者会見は5日後に行なわれることが予想されているが、そこで解任、あるいは退任が発表される可能性は高い。
暫定的に現在はフェルナンド・ダ・クルス、ジョアン・サクラメント、ブノワ・ドゥラヴァル、フランク・マントーらがトップチームのトレーニングを担当することが発表されているが、12月中旬には新しい監督が招聘されるという。