『Daily Mail』など各メディアは、「ドルトムント元監督のトーマス・トゥヘル氏は、昨年4月の爆弾事件がチームに与えた影響について語った」と報じた。
昨年4月、チャンピオンズリーグのモナコ戦を戦うためドルトムントのチームバスがスタジアムへ向かっていた。その途中、道の横に設置されていた爆弾が爆発。
割れた窓ガラスによってマルク・バルトラが腕を骨折する怪我を負うなど大きな事件となったが、後日モナコ戦は開催された。
当時ドルトムントを率いていたトゥヘル監督は、証人として出席した事件の裁判で以下のように話し、この出来事によってクラブとの亀裂が生まれたと語ったという。
トーマス・トゥヘル
(爆弾事件がなければ、まだドルトムントの監督を務めていた?)
「そう仮定できる。我々はプレーすることを許されるべきではなかった。
アキ(ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEO)はチームに影響はなかったと語っている。
大きな違いは、私はバスに座っていて、アキはそうではなかったということだ。あの攻撃とショックをどのように処理するか、そこにアキとの意見の相違があった。
それが、事件に対処するためのアプローチの違いを生んだ。ただ、アキにアプローチを変えて欲しいと思ってはいない」