23日にブラジル代表との親善試合を開催したW杯開催国ロシア代表。そのタイミングに合わせてキットサプライヤーのadidasが、W杯に向けた新しいアウェイユニフォームを発表した。
シャツ全体のドットが目を引くが、adidasによればこのデザインはロシアの代表的な建築物や工業都市を、敬意を込めてドットグラフィックで描いているという。重工業で発展した旧ソ連(ソビエト連邦)時代へのオマージュということらしい。
Russia 2018 adidas Away
ホワイトを基調にグレーのグラフィック、そして首周りやスリーストライプスのダークブルーという色の組み合わせが、どこか冷徹な雰囲気を漂わせる。ロシア代表が今回のようなドットグラフィックを採用するのは初めて。
エンブレムのデザインはロシア国章とほぼ同じで、かなり荘厳なデザイン。“双頭の鷲”は1,200年代のモスクワ大公国時代から国章に使われている。中央の“槍を持った乗馬騎士”はモスクワ市の紋章だ。
こちらはadidasがリリースしたアウェイキットのパンツとソックス。パンツはブルー、ソックスはレッドを基調としている。ソックスの前面にはロシア語で国名のグラフィックが入る。
しかし23日のブラジル戦では、パンツとソックスはどちらもホワイトが基調のアイテムを着用していた。
ロシア代表の次の親善試合は、5月30日にオーストリア代表と予定している。