『Corriere dello Sport』は5日、「モナコは、ナポリのマウリツィオ・サリ監督を引き抜きたいと考えている」と報じた。

2014年から監督を務めているレオナルド・ジャルディン氏の下、リーグ・アン優勝など多くの結果を残してきたモナコ。

しかし現在、その指揮官に対してイングランド・プレミアリーグのチェルシーが引き抜き工作を行っていると言われる。

彼には650万ポンド(およそ9.76億円)の契約解除条項が設定されているため、もしその入札があれば、モナコは個人間の交渉を許さざるを得なくなる。

そのため、モナコはジャルディン氏の後任候補として、ナポリのマウリツィオ・サリ氏の引き抜きを考えているという。

ナポリで独特のシステムを構築した戦術家マウリツィオ・サリには、アーセナルやPSGなど多くのクラブが関心を寄せている。

現在の契約には800万ユーロ(およそ10.5億円)の解除条項が付随している。モナコはさらに600万ユーロ(およそ7.9億円)の年俸を提示する予定だという。

しかし、サリ氏はナポリとの新契約を結ぶことを希望しており、現在交渉が進められているとのこと。

ただ、提示されている新たな給与は300万ユーロ(およそ3.9億円)で、モナコの提示とはかなり差があるようだ。

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