・2ndレグで「10分以内」に先制ゴールを奪う
・2ndレグの開催地が「ホーム」
3点差をひっくり返したこれらのチームは、2ndレグで必ずキックオフから10分以内に先制点を奪っている。
・デポルティーボ:ワルテル・パンディアーニ(5分)
・バルセロナ:ルイス・スアレス(3分)
・ローマ:エディン・ジェコ(6分)
無理して攻める必要のないチームを相手に3ゴールを奪うのは、文字通り至難の業だ。試合前にいくらモチベーションを高めても、プレーしている中でいずれ現実の厳しさに直面する。
しかし、キックオフから早々にゴールを奪うことでチームには活気が生まれ、そして相手にも気持ちの面で綻びが生まれる。
先制点は早ければ早いに越したことはないが、キックオフから5分前後という両チームがまだソワソワした段階でゴールを奪うことこそが、逆転の可能性を何倍にも高めるはずだ。
よく「立ち上がりが大切」と聞くが、ことさら3点差以上の逆転を目指すケースにおいては10分までの戦い方が全てと言っても過言ではないだろう。