『FourFourTwo』など各メディアは25日、「リーズ・ユナイテッドが予定しているアジアツアーが批判を呼んでいる」と報じた。

1月に井手口陽介を獲得した(その後クルトゥラル・レオネサにローン移籍)ことで知られるリーズ・ユナイテッド。

現在はイングランド・フットボールチャンピオンシップ(2部)で戦っており、藤田俊哉氏がフロントスタッフとして働いていることでも知られている。

そして、リーズは来月アジアツアーを行うことになっている。目的地はミャンマーである。

招致したのはミャンマーの大手金融機関であるAYA銀行で、リーズは地元のオールスターチームと2回の親善試合を行う予定だ。

しかし、これに反対意見を述べたのがアムネスティ・インターナショナル。

世界最大の国際人権NGOは、ミャンマー政府がロヒンギャを虐待していると考えており、奇妙な選択だと指摘した。

そして、もしリーズがミャンマーに行くのであれば、政府とともに虐げられている市民のもとを訪ねるべきだと求めたのである。

また、リーズのサポーターズトラスト(サポーターの組織)もこのツアーについては「議論の余地がある奇妙なチョイス」と指摘。ミャンマーは英国政府によって渡航を避けるよう求められている地域でもあるからだ。

リーズのアンドレア・ラドリッツァーニ会長は「クラブはこのツアーでいかなる手数料も受け取っていない。ミャンマーでの政治的議論に参加することは、私の意図でも、クラブの意図でもない」と声明を発表している。

スポーツが政治的に利用されるケースは当然存在する。ただ、ミャンマーのサッカーファンや選手にとっては大きなイベントでもある。なかなか難しいところだ。