『Calciomercato』など各メディアは26日、「シルヴィオ・ベルルスコーニ氏は、ミランの買い戻しを示唆した」と報じた。

昨年4月、ミランの株式を中国人実業家のリー・ヨンホン氏に売却したベルルスコーニ氏。その価格は債務も含めて7億4000万ユーロ(およそ979.7億円)であったと言われている。

しかし、それからミランはファイナンシャル・フェアプレー制度の制裁を受ける可能性が高まっており、経営状態は決して良くないと考えられている。

エリオット・マネージメントに借りた3億3000万ユーロ(およそ436.9億円)の返済も、当初の期限であった今年10月までには不可能となっており、1年間延長されることになった。

様々な問題が発生しているミランについて、ベルルスコーニ元会長は政党「フォルツァ・イタリア」の集会で以下のように話し、このままなら私が買い戻すと豪語したという。

シルヴィオ・ベルルスコーニ

「このように物事が進んでいくのであれば、私は最終的にミランを買い戻すことになるだろうな。

多くの人が私を呼び止めるのだ。そして『なぜあなたはミランを売ったんだ』と聞いてくる。

彼らは私を責め立てる。現在のメンバーの状況を見てね。

私は告白するよ。このように続いていくのなら、遅かれ早かれミランを買い戻す。それを否定しないよ」

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