『Premium Sports』は20日、「ミランのシルヴィオ・ベルルスコーニ前会長は、2トップの使用を求めた」と報じた。

先日ヴィンチェンツォ・モンテッラ氏の解任を受けてミランの監督に就任したジェンナーロ・ガットゥーゾ。

当初は3バック、3試合目からは4バックを使用してきたが、前線については基本的に1トップか3トップを採用した。

しかしベルルスコーニ前会長はこれに納得しておらず、2トップに変更した上でスソを配置すべきだと提言した。

シルヴィオ・ベルルスコーニ

「私は『元会長』であるが、まだ大きなミランのファンである。

強い痛みを感じている。ときに試合を見ることも辛いほどだ。なぜなら、選手たちやフォーメーションに同意しないからである。

我々に多くの成功をもたらしたシステムが忘れ去られている。つまり、2枚のセンターフォワードを持つものだ。

そのうちの一人はスソでなくてはならない。そして、ボナヴェントゥーラがその後ろでカカのようにプレーする。

現在のフォーメーションでは、スソとジャック(ボナヴェントゥーラ)という二人のスーパースターが、外に開いてゴールから遠ざかってしまう。

試合を通して対戦相手のエリアでボールを触ることができないこともあった。

サイドバックは広がりを作らなければならない。アリゴ・サッキ時代のようにね。そして、少なくとも3人がペナルティエリアに入ってクロスを受ける。

私はガットゥーゾ監督に大きな幸運を祈っている。しかし、1トップのフォーメーションは受け入れられないね」

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