先週末、アウェイでの柏レイソル戦に1-2で逆転勝利したジュビロ磐田。

ゴールデンウィーク期間中の成績はこれで2勝1分となり、J1の順位表でも6位につけている。

そんなこの日の柏戦で同点ゴールをあげたのは、これが今季初得点となった山田大記。ゴール後、一目散に駆け寄ったのはテクニカルエリアで待つ名波浩監督のもとだった。

磐田ではゴールした選手が監督のもとへ走っていくのはよくあることだが、この後、名波監督は喜びを爆発させ、サポーターを煽るジェスチャーを見せたという。

試合後の記者会見でそのことについて問われ、以下のように説明した。

名波 浩(ジュビロ磐田 監督)

「われわれ現場のスタッフもフロントのスタッフも山田のゴールを待望論として持っていました。

ああいう自分の一番得意な、一番居残りトレーニングでやっている形からゴールが生まれたことは彼にとっても自信になると思いますし、チームにとっても彼が取ったことで非常に前向きにポジティブに考えられると思います。

それからサポーターを煽ったのは、われわれは追いつく力があって、ひっくり返す力がまだまだあるから、『もっと声を出して』と。

興奮して覚えていませんけど、そういうような煽りだったと思います」

名波監督によれば、山田は誰よりも長く居残り練習を行っているようで、得意とする形から初ゴールが生まれたことが嬉しかったのだそう。

また、煽りパフォーマンスを見せた理由については「興奮して覚えていませんけど」と前置きしつつ、逆転するためのサポートが必要だったと話している。これはカッコ良い!

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