先日、オーストラリア代表は2018年ワールドカップに向けた32名の候補メンバーを発表した。
Our preliminary 32-man squad for the 2018 @FIFAWorldCup #GoSocceroos pic.twitter.com/BBdBbnyXy1
— Caltex Socceroos (@Socceroos) 2018年5月7日
名古屋グランパスはこのリストについて「予備登録メンバー」と紹介しているが、そろそろそうした言葉を頻繁に耳にする頃である。
しかし、この予備登録の存在についてはあまり知られていないのが現状だ。
そこで、FIFAが発行しているワールドカップのレギュレーションを参照し、「予備登録リスト」が意味するものを調べてみた。
ワールドカップ本大会に出場する全チームは、予備登録リストをFIFAに提出しなければならない。
これは「release list」と呼ばれるもので、FIFAの事務総局宛てに送られる。
このリストは当初30名が上限であったが、今年2月に35名以下という条件に変更された。提出期間は5月14日(月)であり、この一覧はFIFAによって公開される予定である。
その後、本大会に出場する32ヶ国は、最終的な23人の選手リストをFIFAに提出する必要がある。