17日、2017-18シーズンのヨーロッパリーグ最終節が行われた。
会場はフランスのリヨン。自国で戦うマルセイユは、怪我で離脱していたGKマンダンダがスタメン出場した。酒井宏樹はベンチからチャンスを窺う。
しかし、対するアトレティコ・マドリーが前半に先制ゴールを奪う。マルセイユの最終ラインがパス回しに失敗したところを見逃さず、エースのアントワーヌ・グリーズマンがゴールに決めたのだ。
マルセイユはさらに不運が続く。キャプテンのディミトリ・パイェットが足を痛め、31分で涙の交代を余儀なくされたのである。
さらに49分にはスローインからの速攻からアントワーヌ・グリーズマンが裏に抜け、チップキックでGKの上を抜くゴールを決めた。
マルセイユはこの後反撃を見せるも、ミトログルのシュートがポストに当たるなどして終盤のチャンスも生かせず。
さらに89分、アトレティコ・マドリーはカウンターからの展開でガビが3点目をゲットし、スコアを3-0とした。退席処分の影響でスタンドからの観戦となったシメオネ監督に優勝をプレゼントしている。
アトレティコ・マドリーは、これで2009-10、2011-12シーズンに続くクラブ史上3回目のヨーロッパリーグ優勝となった。なお、酒井宏樹に出場機会はなかった。