8日に行われたクプ・ドゥ・フランス(フランス杯)決勝戦で、3部のレ・エルビエを2-0で下して4連覇を達成したパリ・サンジェルマン。この優勝により今季は国内3冠を達成した。

ところでこのフランス杯、出場チームのユニフォームにはフランスサッカー連盟(FFF)のスポンサー企業のロゴを掲出するという規定がある。そのため選手が着るユニフォームは、いつもとは“違ったもの”になる。

その規定も今ではスポンサー企業のロゴだけだが、かつてはユニフォームのメーカーも当時FFFと契約していたadidasを指定した時期が存在した。そのため1989年から一貫してNikeと契約しているPSGも、フランス杯の試合だけはadidas製ユニフォームを着用した時期がある。

ご存知ロナウジーニョが着ているのはバルセロナ移籍前、2002-03シーズンのフランス杯モデル。もちろん当時のNike製ユニフォームとは、色もデザインも全く異なる。

こちらは2005-06シーズンのフランス杯モデル。中央にいるのはペドロ・パウレタだ。色合いは当時のNike製キットとよく似ているが、デザインは異なる。ただしNike製2001-02モデルにそっくりで、当時ちょっと話題に。

ユニフォームの「adidas縛り」は2005-06シーズンを最後に廃止となったが、「スポンサー縛り」は今でも続いている。そんな、ちょっと不思議で奇妙なPSGの今季ユニフォームをまとめてみた。