今季限りで22年指揮してきたアーセナルを退任することになったアーセン・ヴェンゲル監督。

在任中には多くのビッグネームを獲り逃がしてきたともいわれている。 

そのなかでも一番悔いているのはクリスティアーノ・ロナウドを獲れなかったことだったようだ。『ESPN』が伝えている。

アーセン・ヴェンゲル

「彼は母親と一緒にここに来ており、我々は(契約合意に)かなり近づいていたんだ。

その時、マンチェスター・ユナイテッドがやってきた。当時の彼らにはコーチである(ポルトガル人の)カルロス・ケイロスがいた。

ユナイテッドはスポルティング・リスボンと試合をして、ロナウドは突出したところを見せた。そして、彼らは彼と契約した」

「違ったことができただろうが、交渉の問題というのはオファーのタイミングを知ることだ。

我々は450万ポンド(現レートで6.7億円)の時はまだ交渉をしていたんだ。

デイヴィッドが(ロナウドの代理人である)メンデスとパリで会った。彼はスポルティングの代理だった。

我々は非常に近づいていたが、ユナイテッドが1200万ポンド(現レートで17.9億円)を提示した。それは当時の我々には無理なものだった」

2003年に当時18歳だったロナウドを狙っていたが、金額的に泣く泣くあきらめたということのようだ。

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