キエフで行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝、リヴァプール対レアル・マドリー。

欧州No.1を決める決戦は、両チームが前半のうちに負傷交代を強いられる展開となった。特に物議を醸したのだが、セルヒオ・ラモスのムハンマド・サラーに対するプレー。

ラモスに腕を掴まれたまま倒れ込んだことで、ピッチを肩に打ち付けたサラー。一度は試合に戻ったものの、その後プレー続行不可能となった彼は涙を流していた。

サラーは肩の脱臼が疑われており、ラモスのプレーには批判の声も挙がっている。

ただ、フランク・ランパードとリオ・ファーディナンドのレジェンド2人は異なる意見を持っているようだ。2人はスティーヴン・ジェラードとともに『BT Sport』でこの試合の解説を務めた。

『liverpoolecho』などによれば、2人はこう述べたという。

リオ・ファーディナンド

「(サラー交代時にラモスの含み笑いが放送に映ったが)2つのことは関連していないだろう。

だが、とてもいいディフェンスだった。意図的にやったとは思わない」

フランク・ランパード

「(ラモスに非があるとは)思わない。

聞いてくれ、彼は相手に寄せた。それはどんなDFだってやるべきことだ。

接触した際、(相手の)腕を掴むこともある。最終的な彼の落ち方が不運だったと思う」

リオは「このようなビッグゲームでこういうことを目にするのは非常に残念だ」とも語っており、両者ともにあくまでも不運なアクシデントだったという見解のようだ。

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