『BBC』や『Guardian』は7日、「リヴァプールは今週末までにリヨンのフランス代表FWナビル・フェキールを獲得することを望んでいる」と報じた。
ナビル・フェキールは1993年生まれの24歳。アルジェリアにルーツを持っている左利きのアタッカーで、かつては「リヨンのメッシ」とも呼ばれた選手だ。
2015-16シーズンにはフランス代表にデビューした試合で右膝の靭帯を部分断裂するという悲劇に見舞われ、しばらくは怪我に悩まされた。
しかし今季、ラカゼットらが抜けたチームが全体的に個人技ベースになったこともあって才能が再び開花し、シーズン18ゴールを奪う大活躍を見せていた。
ロシアワールドカップに向かうフランス代表チームにも招集されており、今夏の去就が注目されている選手の一人だ。
リヴァプールは以前から彼の獲得に関心を抱いているといわれていた。記事によれば、移籍金は5500万ユーロ(およそ70.7億円)+ボーナス500万ユーロ(およそ6.4億円)になるとのことだ。
なお、フェキールは金曜日にフランスでメディカルチェックを行うことになり、それに合格し次第契約が結ばれるとのこと。
それを後押ししたのはフランス代表監督のディディエ・デシャン氏で、「ワールドカップまでに去就は決めておくように」と指示していたそうだ。