今季のJ1で首位を独走するサンフレッチェ広島。
クラブは22日、V・ファーレン長崎をホームに迎える第21節(8月11日開催)を、被爆都市のクラブ同士による「ピースマッチ」として実施すると発表したが、同時にその試合で着用する「平和祈念ユニフォーム」をリリースした。
Sanfrecce Hiroshima 2018 Nike 'Pray for Peace' Kit
ピースマッチの1試合限定で使われるこのユニフォーム。広島に原爆が投下された8月6日を意味する番号「86」が、胸と背中にプリントされている。
試合当日、選手はこの平和祈念ユニフォームを、ピッチ入場時から試合開始前のセレモニーまで着用する。なお試合には、各自の番号を入れた平和祈念ユニフォームを着用して臨むという。
オレンジ色の背番号「86」の下には、選手名の代わりに“HIROSHIMA”の文字を刻んだ。
胸の2か所に、このユニフォームの特徴的なプリントが施されている。中央にはV・ファーレン長崎との試合を示すマッチデイ。そして右胸にはピースマッチのキャッチコピー「One Ball. One World.」のロゴマークをあしらう。
このロゴマークは、決して忘れてはならない8月6日をアイコン化。【世界平和への想いを、地球の図柄で】【8月6日の象徴である原爆ドーム 】【平和の象徴である鳩 】【サッカーを通じてメッセージを発信するサッカーボール】をキーワードとしている。