ワールドカップ開幕直前に電撃的な監督解任劇があったスペイン代表。
グループステージを首位で通過したが、盤石とは言えない戦いを見せている。
決勝トーナメント1回戦では地元ロシアと対戦するが、フェルナンド・イエロ監督はメンバー変更を考慮するかもしれないと、『AS』が伝えている。
まずは、守護神ダビド・デ・ヘア。
かつてスペイン代表を世界制覇に導いたGKイケル・カシージャスは、W杯3大会で6失点しかしなかった。だが、デ・ヘアは今大会3試合ですでに5失点。
全てが彼の責任ではないが、本来の能力からすれば安定感を欠いているように見える。そのため、イエロは23歳のGKケパ・アリサバラガ起用を考慮するだろうとも。
また、中盤でセルヒオ・ブスケツとコンビを組ませる人材についても、変化があるかもしれないとしている。
守備強化のためにDFナチョをなんと中盤で起用するという大胆案が浮上しているとか。守備的なポジションならどこでもこなせるバーサタイルな選手ではあるが…。
いずれにせよ、このままではマズい…という空気が流れているようだ。
ロシアとのラウンド16が行われるのは、7月1日(日)。果たして、スペインのスタメンはどうなっているだろうか。