熱戦が続くワールドカップ。開催国ロシアはグループステージ初戦でサウジアラビアを5-0する好発進となった。
そのなかでヒーローになったのは、MFデニス・チェリシェフ。アラン・ザゴエフの怪我により前半途中に投入されると、2得点を叩き出す活躍を見せたのだ。
スペインのビジャレアルに所属するチェリシェフは1990年生まれの27歳。
父ドミトリもロシア代表だったフットボーラーで、父のスポルティング・ヒホン移籍にともない5歳でスペインに移住した選手でもある。
その後、レアル・マドリーの下部組織に移り、カスティージャではパブロ・サラビア(現セビージャ)やロドリゴ(現バレンシア)らとともに期待される存在でもあった。
そのチェリシェフが同じくワールドカップでゴールを決めたスペイン代表選手との裏話を教えてくれたぞ!『AS』によれば、こう明かしたという。
デニス・チェリシェフ(ロシア代表)
「ナチョに得点して欲しかったし、実際そうなったね。
彼のゴールを祝うメールを送ったんだ。僕らは11歳の頃からの知り合いなので、彼が凄いゴールを決めたのがとても嬉しい。
彼は返信をくれて、僕のゴールも喜んでくれたよ」
「(決勝トーナメントで対決する可能性について)うまくいけば、大会の後半で会うかもしれないと僕らは単純に書き綴った」
スペイン代表DFのナチョはレアル・マドリーの生え抜き選手で、彼も1990年生まれの27歳。ダニ・カルバハルの負傷でポルトガル戦に先発すると、物凄いゴールを決めていた。
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— NHKサッカー (@NHK_soccer) 2018年6月15日
2人はカスティージャ時代からの友人で今も連絡を取り合っているようだ。
グループAのロシアとグループBのスペイン、ラウンド16で対決する可能性もある。両者はポジション的にも対峙する可能性があるが、大舞台での対戦は実現するだろうか。