今ワールドカップでは新たなフェアプレールールが物議を醸している。
グループHでは、日本とセネガルが勝点と得失点差、得点数で並んだ。その結果、カード数によってセネガルの敗退が決まった。
『BBC』によれば、FSF(セネガルサッカー連盟)はFIFAに対してこのルールを見直すように求めたという。
FSF
「今後、FIFAはあのようなプレーをするチーム(日本代表?)に対してペナルティを科すべきだ。
FIFAは新たなシステムを採用したが、このフェアプレールールは全ての問題を解決するのか?
試合後、日本にもポーランドにも何も起きなかった(何も処分がなかった?)。
あのような姿勢の選手、監督、チームについてはどうにかしてペナルティを科すべきだ」
FSFは今W杯での復活を求めてはいないものの、金曜日にFIFAへ2つのレターを送ったとのこと。
FSF
「セネガル戦でコロンビアがゴールしたことを知った日本は文字通りプレーするのを拒否したと我が連盟は信じている。
プレー拒否は(その時の)日本には理に適っていたが、フットボール界の指導原理には反している。
日本の監督がこの事実を否定しなかったことに、我が連盟はいっそうショックを受けた。
試合後の記者会見で、1-0のスコアを維持する決断を下したことを認めたのだ。
セネガルサッカー連盟は日本チームが示したフェアプレーの欠如を遺憾に思う。
フェアプレーを欠いているチームがいかなるペナルティも憂慮しなくていいのならば、カード数での順位づけはその意味とおもしろさを失っている。
このことについてFIFAへの異議を申し立てる」