「最古の戦術」と「最新の運用」で、頂点に立て!

ボールホルダーにプレスがかからないまま、高く保っていたDFラインの背後を突かれて失点した場面など、まだまだ課題は多い。

ただ、「ファストブレイク」と「サイド攻撃」で緩急や幅を利かせることで、この日の杉田の先制点のように華麗なパスワークでの「中央突破」の可能性も高まる。実は、<2-3-5>の布陣の立ち位置は、ピッチを縦に5分割する「5レーン理論」にも近い。

シーズンが進むにつれて、「最古の戦術」を最新トレンドで運用し始めた伊賀。まずは敵地でのグループリーグ最終節・ASハリマアルビオン戦で勝利し、決勝進出を決めたいところ。

そして、7月21日の土曜日に東京都の味の素フィールド西が丘で開催される決勝で、カップを掲げたい!(同日同会場では、なでしこリーグカップ1部の決勝も開催)

筆者名:hirobrown

創設当初からのJリーグファンで、各種媒体に寄稿するサッカーライター。好きなクラブはアーセナル。宇佐美貴史やエジル、杉田亜未など絶滅危惧種となったファンタジスタを愛する。中学・高校時代にサッカー部に所属。中学時はトレセンに選出される。その後は競技者としては離れていたが、サッカー観戦は欠かさない 。趣味の音楽は演奏も好きだが、CD500枚ほど所持するコレクターでもある。

Twitter:@hirobrownmiki

【厳選Qoly】戦術完成度はNo.1!スキッベ体制3年目、充実のサンフレッチェ広島が「相手の予測を上回る」理由。

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら