『L'Equipe』は21日、「重慶当代力帆は、パウロ・ベント監督を解任した」と公式発表した。
重慶当代力帆は昨季の中国超級リーグで10位となり、チームを率いていたチャン・ウェリョン氏が退任。
今季の戦いに向けて元ポルトガル代表監督のパウロ・ベント氏を招聘し、アラン・カルデッキなどブラジル人を補強した。
しかしながらここまでの13試合で4勝2分け7敗と低迷しており、勝点14の13位となっている。
特に4月29日の広州富力戦からは公式戦6連敗と泥沼状態に陥っており、21日の天津泰達戦がおよそ3ヶ月ぶりの勝利だった。
パウロ・ベント氏はかつて自身がプレーしたスポルティング・リスボンで監督となり、2010年からはポルトガル代表の指揮官も務めた人物。
その後クルゼイロ、オリンピアコスを指揮し、昨年末には横浜F・マリノスの監督になるという噂もあった。
最終的には中国行きを選択したが、成績不振のためわずか半年で解任の憂き目にあった。