『Footballlive』は21日、「元ナイジェリア代表FWエマニュエル・エメニケは、中国と日本からオファーを受けている」と報じた。
エマニュエル・エメニケは1987年生まれの31歳。2013年のアフリカネイションズカップでナイジェリアを優勝に導いたことで知られるストライカーである。
その後トルコの名門フェネルバフチェに移籍し、アル・アイン(UAE)、ウエストハム(イングランド)に貸し出された。
昨年夏にはギリシャの名門オリンピアコスに加入し、1月からはスペインのラス・パルマスへとローン移籍している。
このところはあまり実績を残していないものの、フェネルバフチェ時代にはシーズン12ゴールを決めたこともあり、パワフルな突進とシュートを武器としている点取り屋だ。
彼は昨季怪我を負ってしまったことからオリンピアコスから契約を解除されており、現在はフリーエージェント。
記事によれば、エメニケは中国の2クラブから年俸500万ポンド(およそ7.33億円)、日本のクラブから年俸700万ポンド(およそ10.26億円)でオファーを受けているという。
ただ、トルコ方面では「エメニケはアンカラギュシュと接触している」と伝えられており、交渉がスタートしているとも。
そう考えれば、中国はすでに夏のマーケットを終えており(フリーなので獲得できないわけではないが、チームの構成が終わっている)、日本は知名度のないエメニケに10億円を支払うとは思えず…年俸釣り上げのためのリークかもしれない。