その2:ロナウドが好むチョイス
ロナウドはそのキャリアの大部分をほぼフリーロールの左ウィングとしてプレーしてきた。
その後、センターフォワードへと変身した彼はもうひとりのFWと並んでプレーすることを好んでいる。
ゴンサロ・ゲデスらと組んだ今W杯では、守備の役割をほぼ免除され、それによって攻撃のためのエネルギーを溜めることができた。
結局のところ、ロナウドはウィングよりもセンターでプレーしたほうが相手に脅威を与えることができるはず。
イグアインと並ぶこのフォーメーションでは、彼と連携して働くことになるだろう。かつてレアルでともにプレーした経験を持つイグアインは下がることでCBを釣り出し、ロナウドが飛び込むためのスペースを作り出す。
また、ロナウドのランには正確なパスといいビジョンが必要なので、ディバラとフェデリコ・ベルナルデスキの配球もシステム的に必須になるだろう。