『The SUN』は1日、「ストーク・シティの元イングランド代表FWサイード・ベラヒーノは、ブルンジ代表入りを決断した」と報じた。

サイード・ベラヒーノは1993年生まれの24歳。ブルンジ生まれであるが戦争で父親を殺されたことから政治亡命をし、10歳でイングランドに移住した経験を持つ。

WBAの下部組織で育成され、イングランドの各年代の代表チームに招集されるなど大きな期待を集める選手となった。

2013-14シーズンにレギュラーを獲得すると一気に頭角を現し、2014年にはEURO2016予選の際にA代表にも招集されている。

しかしその後、飲酒運転で有罪判決を受けたり、移籍問題でトラブルを起こしたりと不安定な状況が続いた。

2017年にストーク移籍後もドーピング検査に引っかかり、さらに昨季は規律違反でU-23に送られるなど問題児としても有名になってしまった。

そのためイングランド代表からはすでに声がかからない状況となっており、今回出身地のブルンジから誘いを受けたベラヒーノはそれを受託したとのことだ。

現在この鞍替えについてFIFAに問い合わせを行っており、可能かどうかを確認している状況だそう。

なお、ベラヒーノはイングランドに招集されたことはあるものの、プレーしたことは一度もない。

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