『Gazzetta dello Sport』など各メディアは、「元ブラジル代表FWアドリアーノは、自身のアルコール中毒について話した」と報じた。

2001年に19歳でインテルと契約し、後に中田英寿やアドリアン・ムトゥとともにパルマで大活躍を見せたアドリアーノ。2004年にはインテルに復帰し、強烈な左足のシュートでゴールを量産した。

しかし2006年のワールドカップを終えたあとは徐々にパフォーマンスが低下し、トラブルも頻発。サンパウロに貸し出されたあと、フラメンゴへと放出されていた。

ブラジルでは復活を見せるも、その後2010年にローマへ移籍した時には出場すらままならず、1年経たずに契約を解除されていた。

36歳になったアドリアーノは『R7』のインタビューに応え、イタリアで酒に溺れたエピソードを明かしたとのこと。

アドリアーノ

「どれだけ苦しんだか、それは私だけが知っている。

父親の死は私を虚無にした。とても孤独を感じていた。彼の死は全てを悪いものにしたんだ。ひとりぼっちになった。

イタリアで孤独だった。悲しかったし、落ち込んだ。そして、酒を飲み始めた。