『Daily Mail』は4日、「プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドは、ペジェグリーニ監督を解任すれば1500万ポンド(およそ21.56億円)を支払わなければならない」と報じた。

今夏、中国の河北幸福からマヌエル・ペジェグリーニ監督を引き抜くとともに、多くの補強を行ったウェストハム。

ペジェグリーニ監督との契約は年間500万ポンド(およそ7.19億円)の4年契約で、ボーナスは最大700万ポンド(およそ10.06億円)となっている。

また、フェリピ・アンデルソンを3500万ポンド(およそ50.31億円)、イサ・ディオップを2200万ポンド(およそ31.63億円)、アンドリー・ヤルモレンコを1750万ポンド(およそ25.16億円)で獲得。

ジャック・ウィルシャーはフリーで獲得したが、彼にも3年間で1500万ポンド(およそ21.56億円)という高額な給与を提供している。

ところが、始まってみればウェストハムは開幕から4連敗となっており、プレミアリーグ単独最下位に沈むことになった。

そして、ここに来て浮上している問題は、ペジェグリーニ監督の契約の内容だそう。

中国から彼を引き抜く際に結んだ契約には、なんと解任した際の違約金についての条項が存在していないという。

そのためペジェグリーニ監督を解任する場合、残りの3年分にあたる1500万ポンドを余計に支払わなければならないとのことだ。

もちろんペジェグリーニ氏がそれを諦めることに合意するならば別であるが、ウェストハムにとってはかなり大きな出費となることは確実である。

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