『BBC』は19日、「アルジェリアリーグでは、6500ポンド(およそ95万円)でペナルティキックを1本買うことができる」と報じた。
ビデオ副審を導入するなど、FIFAは八百長や買収の防止にこのところ気を使っている。
しかし資金の問題などで多くの国では対策が遅れており、アルジェリアではなんと裏で「価格表」が流れているという。
BBCが接触したフィクサーは「誰でも簡単に試合を修正し、結果を固定することができる。その手配と手段を理解すればいいだけだ」と答えたとのこと。
1部リーグにおいては、およそ6500ポンドでペナルティキック1本を買うことができる。
また結果を固定しようとした場合、引き分けであればその2倍以上の額、勝利を求めるのであれば5万ポンド'(およそ740万円)上が必要になるとのこと。
ただし、これはシーズンが終盤に近づくと優勝争い、残留争いのために価格が上昇していくようだ。
アルジェリアサッカー協会の元高官は「我々はそれを知っているが、誰も何もやろうとしない。政治的な問題であり、政治家がサッカーに関与すれば終わりだ」と証言したという。