ワールドクラスのフットボーラーたちは、他を圧倒する「必殺技」を持っているケースが多い。
それは分かっていても止められない。見る者全てを魅了してしまうテクニックだ。
誰もが知っているあの伝説的選手から渋めの選手まで5人を選んでみた。動画を掲載したものもあるので、ぜひそのスキルを目に焼き付けてほしい。
チャビ・エルナンデス
▼トレードマーク・スキル:360度ターン
今はカタールのアル・サッドでプレーしている、言わずと知れた世界最高峰のゲームメーカー。
彼は敵の心臓を止めてしまうようなスルーパスも得意だが、透明の軸を作り出しそれを中心にしてターンするような美しい技も持ち合わせている。
体の使い方が上手く、相手に奪えるスペースを作り出させない。この技でレアル・マドリーすら翻弄してきたのだ。
アントニーン・パネンカ
▼トレードマーク・スキル:パネンカ
現在69歳の元チェコスロバキア代表。「パネンカ」と呼ばれるPKで使われるチップキックの技名を聞いたことがある人も多いはずだが、その名称は彼の名前にちなんで付けられた。
📆 On this day in 1976 the Panenka penalty and shootouts would never be the same again. pic.twitter.com/ZJ9jBiyePR
— football.london (@Football_LDN) June 20, 2018
UEFA欧州選手権1976決勝のPK戦でチップキックを見事に沈めてチェコスロバキア代表を優勝に導いたことで知られるパネンカ。
チップキックの代名詞とも言うべきこの必殺技はジダンやピルロ、セルヒオ・ラモスが使ったことでも有名だ。