『Reuters』は14日、「チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督は、リヴァプールのユルゲン・クロップ監督とのエピソードを明かした」と報じた。
9月に行われたプレミアリーグのチェルシー対リヴァプール。試合の結果は1-1だった。
エデン・アザールのゴールで先制したチェルシーであったが、試合終了間際にダニエル・スターリッジの得点で追いつかれ、勝点1に終わったという内容だった。
そして、チェルシーを今季から率いることになったサッリ監督は、この試合で相手のユルゲン・クロップ監督と衝撃的な会話をしたという。
マウリツィオ・サッリ
「素晴らしいショーを見た時、いかなる残念さも取り払われることがあるのだよ。たとえ、試合終了間際に失点して苦しむとしてもね。
そして、スタンフォード・ブリッジでのリヴァプール戦はまさにそのような傑出したショーだったよ。
10分前…ユルゲン・クロップがこちらを見た。私は理解できなかった。
まだ試合は進行中なのに?私は聞いた。『なぜ君は笑っているんだい?』と。
そして彼は答えた。『君は楽しくないのかい?』と。
私は『とても楽しいよ』と返す。すると彼は『私もそうさ!』と言ったよ。彼は負けていたのにね。
それからスターリッジのゴールでリヴァプールに追いつかれた。しかし、その時まるで昔からの旧友のように抱き合ったのをよく覚えているよ。
これはイングランドのサッカーの良いところさ。クロップはたとえ同点に追いついていなかったとしてもそうしただろうと確信している。
プレミアリーグはサッカーのすべてが詰まっている。何もかも異なっているね」