プレミアリーグが開幕し、2ヶ月が経過した。

リーグカップやCL・ELも並行して行われ、チームによっては過密なスケジュールの中で、徐々にそのチームの新しい戦い方や監督による選手の起用法が見えてきた。

そこで今回は、現在は十分な出場機会が与えられず、不遇の時を過ごすプレミアリーガーの5人を取り上げる。

ファビーニョ

この夏にモナコから高額の移籍金で加入したブラジル代表プレーヤー。

多くのビッグクラブとの競合の末に獲得した今オフの目玉の1人だったが、ここまでプレミアリーグでの出場は21分間のみ。同様に新加入で、ポジションも同じナビ・ケイタが出場機会を得る一方で、苦しい時を過ごしている。

しかし、ファビーニョの持ち味の1つであるユーティリティ性は、今後ますます過密になっていく日程の中で必ず重宝される時がやってくるだろう。

中盤だけでなく、モナコやブラジル代表では右サイドバックを務め、クロップ監督はインタビューの中でセンターバックでの起用も示唆している。

現在リヴァプールでスタメンを張るアンドリュー・ロバートソンも、昨シーズンの移籍当初はプレミアリーグへの適応に長い時間を要した。今は腐らず努力を続ければ、出場機会もおのずと増えてくるはずだ。