日本代表MF中島翔哉もプレーするポルトガル1部、リーガNOS。

国内紙『Expresso』が「ポルトガルはサッカー選手にとってのタックス・ヘイヴンになる」と伝えていた。一体どういうことなのか。

今年5月、ポルトガルのアントニオ・コスタ首相が「リターン計画」なるものを公約したそう。

これは、若くしてポルトガルを去った人々に、税制で優遇する代わりに帰国をうながすもの。

対象となるのは、2015年12月31日までにポルトガルから出国し、2018年までに戻ってきていない人だそう。所得や国籍、そして職業も問わないとのこと。

サッカー選手としての例としては、クリスティアーノ・ロナウドやネマニャ・マティッチの名前が挙げられている。

この新たな税制が承認された場合、2019年か2020年に帰国した人は収入の半額にしか課税されないとか(5年間)。

ポルトガル政府は、全ての業種において労働力が不足していることを理由に、この税制上の優遇を正当化しているとのこと。ただ、ポルトガル国内で過ごした最低年数などの要件もないようで…。

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